ビックデータ時代こそ使いたいタブ型ファイラー
マルチコアやSSDと、PCの処理能力は飛躍的に上がっています。しかしそれでも重い処理というものが存在します。
1つのフォルダに数万のファイルが展開されていると、それらのファイルを表示するといった基本的な操作をするだけで数分待たされる、ということも珍しくありません。
そんなときにおすすめしたいのが高速タブ型ファイラーのAs/Rです。
Windows標準のExplorerでファイルを参照するのとは雲泥の差です。
As/Rのインストール方法
1.As/Rのダウンロード
ダウンロードはVectorから行うと手間無しです。
2.ファイルを解凍して「Asr」フォルダにある「FirstSetting.exe」を実行。
32bitOSならx86、64bitOSならx64を選びます。そして「ランタイムのテスト」のボタンをクリックしてVisual C++ランタイムの動作テストをします。
インストールされていないと以下の様なアラートが出ます。
その場合は「ランタイムのダウンロード」の「Microsoft社のダウンロードページヘ行く」をクリックしてVisual C++ランタイムをインストールしてください。
正しくインストールされた状態で「ランタイムのテスト」のボタンをクリックすると以下のように表示されます。
あとは色々聞かれますが、デフォルトで問題ありません。
インストールフォルダをProgram Filesにすると問題あるとのことですが、私の場合はわかりやすくするためにProgram Filesにインストールしています。
As/Rの使い方
詳しい人教えてくださいw
というのは冗談ですが、それくらい多機能です。
個人的にはフォルダーとお気に入り、それにタブ表示なんかをよく使います。
お気に入りは「表示 > ツールバーとドッキングウィンドウ > お気に入り」で表示できます。表示したウィンドウはドラッグすると好きな場所に移動できるので、お好みに合わせて色々試してみてください。
他にも以下のようにサムネイル表示や内容のプレビューもできます。
その他、さらに詳しくい使い方を知りたい方は公式のドキュメントへどうぞ。
公式で「最悪ケースだと200倍もの差が付くこともあります。」とありますが、大量の画像ファイル等を扱ったり、全て選択して圧縮などの作業を行うと、その高速な動作を体感できます。
別段軽くない。
標準のファイラーの設定次第で遜色ない。
このソフトの真価は環境によって異なります。
特に大量のファイルを扱う場合や、複数のタブを管理する場合には、作業効率がまるで違います。