カテゴリー「書評」の記事一覧

書評:ユヴァル・ノア・ハラリ「21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考」




イスラエル在住の社会学者であるハラリ氏による著作。ゲイでヴィーガン、瞑想がルーティーンというなかなかアクの強い人物です。 ハラリ氏の代表作は「サピエンス全史」。Facebookの創始者ザッカーバーグ氏 … 続きを読む→

書評:佐藤優「宗教改革者 教養講座『日蓮とルター』」




元外務省官僚でクリスチャンの佐藤優氏が日蓮とルターという2人の宗教改革者について解説。 著者の結論を要約すれば、以下のようになります。 現在の日本は危機的状況。外はアメリカ、北朝鮮、中国と余談を許さな … 続きを読む→

書評:マイケル・サンデル「これからの『正義』の話をしよう」




深夜に歯を磨きながら暇つぶしにテレビをつける。 目当ての番組もなくポチポチとチャンネルを変えるとNHKの「ハーバード白熱教室」。 「ハーバードの授業なんか一般人には難しいんだろうなぁ」とリモコンを置く … 続きを読む→

書評:村上春樹「騎士団長殺し」




「騎士団長」と「殺し」という2つのフレーズが持つアンバランス 「騎士団長殺し」 思わず「え、なんだろう?」と想像力を働かせずには居られない。 浅学な私にとって「騎士団」という単語は遠い昔に歴史の授業で … 続きを読む→

書評:村上春樹「スプートニクの恋人」




さよならだけが人生だ とある友人と待ち合わせ。 その友人には驚きの癖があり、その行き過ぎた人間らしさには、ほとほと手を焼いています。 簡単に言えば「待ち合わせ場所に時間通り現れない」という謎の特質です … 続きを読む→

書評:村上春樹「1Q84」




愛がなければ、すべてはただの安物芝居にすぎない 社会現象にまでなった本作、気になっていたものの、あえて手には取りませんでした。 「右へ倣え右は嫌い」「オリコン1位は信用しない主義」といった、とても個人 … 続きを読む→

書評:村上春樹「ダンス・ダンス・ダンス」




オドルンダヨ。 有名な話しですが村上春樹は千駄ヶ谷でジャズバーを経営していました。 私の通った学校が千駄ヶ谷にあったため、有名なジャズバー跡地とは知らずに訪れたことがあります。 小説によく出てくる千駄 … 続きを読む→