順位の入れ替えはphpMyAdminを利用すると手間なしです
手軽に人気順に記事を表示することができる「Popular Posts」。
機能的には少し時代遅れな感もありますが、手軽に導入できる人気のプラグインです。利用しているとスパムやテストなど、意図しないカウントを変更したいことがあります。
このページではページビューの変更方法を解説します。
「Popular Postsの詳しい利用法を知りたい方は過去の投稿」をご覧ください。
phpMyAdminを利用してPopular Postsのページビューを変更する方法
Popular Postsのページビューは、WordPressの編集画面で全てリセットすることはできますが、特定の投稿だけページビューを変更することはできません。今回は「phpMyAdmin」を利用して、「特定の投稿だけページビューを変更する方法」を解説します。
phpMyAdminを利用した変更方法
Popular Postsのページビューはpostmetaテーブルの、meta_key列の、値がpvc_viewsの項目に保存されています。
接頭辞がwp1ならwp1_postmetaになります。WordPressインストール時に別の接頭辞にした場合はSQL文を適宜変更してください。
postmetaはそのままだと見難いので、削除する項目を特定しやすいように表示を変更します。
「phpMyAdmin」にログインした後、「当該データベース」をクリック。
続いて「SQL」タブをクリック。
「SQLウィンドウ」で下記のSQL文を打ち、「実行」ボタンをクリック。
(投稿ID〈post_id〉順に並べる場合のSQL文)
SELECT * FROM `wp1_postmeta` WHERE `meta_key` LIKE 'pvc_views' ORDER BY `wp1_postmeta`.`post_id` ASC LIMIT 0 , 1000
すると下記のように投稿ID順にソートされて表示されます。「post_id」が投稿ID、「meta_value」がページビューに対応しています。
変更したい投稿IDの行にある「編集」をクリックします。
挿入ウィンドウで「meta_value」に変更したい数字を入力して「実行」ボタンをクリックします。
これでPopular Postsのページビューを変更できました。
その他のソート方法
ページビューでソートする場合
パーマリンクを変更している場合は投稿IDを調べるのに手間がかかります。そんなときは下記のSQL文でページビュー順にソートしてみてください。
ページビュー(meta_value)順に並べると、データ型が「longtext」なので数字順にソートされません。そのためASCの前に「+0」を追記してます。
SELECT * FROM `wp1_postmeta` WHERE `meta_key` LIKE 'pvc_views' ORDER BY `wp1_postmeta`.`meta_value` +0 ASC LIMIT 0 , 1000