スパムへの対応をいかにすべきか
まずは規制する方法。
- 1.特定のワードを規制する。
- 2.特定のホスト名を規制する。
- 3.特定のIPアドレスを規制する。
他には
- 4.画像認証機能を使う。
- 5.投稿に日本語がない場合は規制する。
などなどあるが、今回は特定のホストからスパムが頻繁に来るため、一括でホスト全体を規制することにした。
方法
「init.cgi」の124行目あたり
# ホスト取得方法 # 0 : gethostbyaddr関数を使わない # 1 : gethostbyaddr関数を使う $cf{gethostbyaddr} = 1;
と、ホスト取得のために「1」を入力。
同じく「init.cgi」の128行目あたり
# アクセス制限(半角スペースで区切る、アスタリスク可) # → 拒否ホスト名を記述(後方一致)【例】*.anonymizer.com $cf{deny_host} = '';
なる記述を
# アクセス制限(半角スペースで区切る、アスタリスク可) # → 拒否ホスト名を記述(後方一致)【例】*.anonymizer.com $cf{deny_host} = '*.ap.yournet.ne.jp';
といった具合に「*.ap.yournet.ne.jp」を加えた。
これだけで「ap.yournet.ne.jp(フリービット株式会社)」からのスパムを規制できる。
ちなみにホストを追加する場合は半角スペースで区切る。
$cf{deny_host} = '*.ap.yournet.ne.jp *.hoge.hoge';
といった具合に追加していく。
ここでちょっと考察(ちょっとした愚痴)
スパムの温床である「ap.yournet.ne.jp(フリービット株式会社)」この会社はIPをプロバイダなどに貸し出すサービスのようだが、主契約者(スパマー)であるエンドユーザーと直接契約していないため契約の解除などはもちろん直接警告文を送ることすらできない。
そのような仕組みからスパムの温床として知られ、某有名掲示板では規制され続けて、書き込める期間より書き込みができない期間のほうが長いほどだ。
他にもさまざまな場所でスパマー扱いをされることからフリービット株式会社を利用するプロバイダから乗り換える人も多い。
本腰を入れて対策をすればいくらでもできるにもかかわらず、それを行わない以上、犯罪行為を助長する反社会的な会社であると言われても仕方がない。事実、規制は厳しくなりつつあるが、現状は十分ではない。
よって、フリービット株式会社経由のユーザーには申し訳ないが、全て規制することにした。