人気ブログにふさわしい、儲かる広告の仕組みを徹底的に分析します
「・・・ここだけの話ですよ。あ!声を大きくしないでください。・・・ブログで儲けていいんですって!」と、声をひそめなくてはいけないくらい、タブーとされるブログの広告w
技術系まとめ・ノウハウは数あれど、広告のまとめはほとんど見ません。もしあっても眉唾ものばかり。今回はあえてタブーを破ってがっつり分析してみます。
時間をかけて書いた記事に、真っ当な広告を入れる。これは決して後ろめたいことではありません。
記事へのコメントがモチベーションに繋がるように、アフェリエイトによる収益は、次の有益な記事を書くことへの意欲に繋がります。その収益でレビューする新しい製品を買ったり、取材費が捻出できれば、ユーザーにとって有益な記事が1つ増えることになります。まさにWin-Winの関係です。
このページで紹介するブログは、そんなお小遣いの枠を超えて収益をあげているところばかりです。そんな人気ブログで使われる広告手法を学び、最適な広告の仕組みを分析します。
今回の分析
- 「Authority」で人気ブログを10サイトをピックアップ
- 各記事ページにどれだけ広告が表示されているか集計する
- 掲載している広告の種類、登録しているアフェリエイトサービスプロバイダを調べる
- 各ブログにおける広告の特徴を分析する
1.Gigazine
説明
日々のあらゆるシーンで役立つ情報を提供するIT系ニュースサイト。毎日更新中。
サムネイル
広告の数
ヘッダー | 1点 |
---|---|
サイドバー | 9点 |
記事 | 2点 |
フッター | 1点 |
合計 | 13点 |
広告のASP
GIGAZINE独自広告 | 5点 |
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Google Adsense | 2点 |
MicroAd | 2点 |
BrandScreen社 | 1点 |
Fringe81株式会社 | 1点 |
楽天モーションウィジェット | 1点 |
アマゾンくるくるウィジェット | 1点 |
広告の特徴
点数こそ少ないですが、独自広告が5点と多いのが特徴です。さすが月間ページビュー6044万と、日本で最も影響力のあるブログです。独自広告はページの上部に集中して必ず露出するように配置されています。「GIGAZINE.BIZ 空き枠」というページを見るとわかりますが、広告を掲載するだけでなく、独自の取材もしているようです。商品レビューはもちろん、展示会の取材まで対応するあたり、もはやブログと言うより新しいメディアと言えます。
独自広告は安定した収益を得るという点では優れています。しかしリピーターに対して同じ広告を表示するため、どんどんと反応は鈍くなります。そのため他に配置された広告は行動ターゲティング型です。このタイプはコンテンツ連動型と比べて表示される商品が流動的なため、広告に多様性が生まれます。
補うような形でサイドバーにアマゾンくるくるウィジェットやGoogleAdsense等の、行動ターゲティング型広告を配置して、多様性をもたせています。
また、記事の初めと終わりという最も効果の高い場所に、GoogleAdsenseを持ってきています。Adsenseは収益が高いため、多くのブログで効果の高い場所に配置されています。GIGAZINEでもそのへんのノウハウは変わらないようです。
2.lifehacker
説明
ガジェットなどを駆使し、スマートに楽しむ仕事術「Lifehack」。「ライフハッカー[日本版]」では、その言葉を広義に捉え、生活全般に役立つライフハック情報を日々お届けします。
サムネイル
広告の数
ヘッダー | 1点 |
---|---|
サイドバー | 4点 |
記事 | 10点 |
フッター | 1点 |
合計 | 16点 |
広告のASP
Google Adsense | 7点 |
---|---|
MicroAd | 3点 |
株式会社オプト | 3点 |
Amazonアソシエイト | 3点 |
楽天モーションウィジェット | 1点 |
広告の特徴
記事内に10点と縦横無尽に広告が入っている印象があります。特にAdsenseが1ページに7点と限界まで配置してあります。記事の終わりにサイズのバラバラな広告が配置されています。このバラバラ感が「広告臭さ」のようなものを出しています。
アクセス数が多い人気ブログですが、独自広告はされていないようです。ライフハックという記事の内容が多岐に渡るため、ターゲットを絞ったスポンサー広告は向かないのかもしれません。本家アメリカからの縛りは無いようで、選ばれているASPは王道のものばかりです。
3.かちびと.net
説明
かちびと.netはビジネスに繋がるWebマーケティング、SEO、ソフトウェアや有益なWebサービス情報を配信する、価値人、勝ち人を目指す方のマーケティングブログです。
サムネイル
広告の数
ヘッダー | 0点 |
---|---|
サイドバー | 7点 |
記事 | 3点 |
フッター | 0点 |
合計 | 10点 |
広告のASP
かちびと独自広告 | 4点 |
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Google Adsense | 4点 |
Amazonアソシエイト | 2点(スライドさせて8点) |
広告の特徴
独自広告がサイドバーの上部に4点、配置されています。技術系ブログということで、ユーザの傾向が限定さるため、効果的なスポンサー契約が可能です。しかし記事が特化する分だけユーザーも絞られるので、同じようにスポンサーに出稿してもらえるほどの人気ブログになるハードルはかなり高いはずです。
またストイックに技術系で続けている点もスポンサー契約につながりやすい要因です。
同じ理由で、コンテンツ連動型の広告と相性が最適です。そのことを象徴するように、記事のトップや読み終わりの良い場所にAdsenseが大きく配置されています。
完全にそれだけでは広告の多様性が保てないため、かなり大胆に動くアマゾンのリンクを張っています。好きなものや、おすすめを紹介するというスタンスで、商品の種類は固定のようです。この方法なら意図しない広告が入ることはありません。サイトの雰囲気を大切にしてるのが窺えます。(個人的な趣味の話かもしれませんが、スクロールバーをドラッグしてブログを見ることが多いのですが、このスクリプトが原因で正常にスクロールできないのが気になりました。)
4.痛いニュース
説明
2ちゃんねるで見つけた痛いニュースをピックアップしてお伝えします。
サムネイル
広告の数
ヘッダー | 0点 |
---|---|
サイドバー | 58点 |
記事 | 4点 |
フッター | 0点 |
合計 | 62点 |
広告のASP
Amazonアソシエイト | 54点 |
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Google Adsense | 3点 |
DMMアフィリエイト | 2点 |
livedoorアフィリエイト | 2点 |
xmax | 1点 |
広告の特徴
ターゲットを絞ったAmazonアソシエイトがメインです。ゲーム、アニメ、フィギュアに特化しています。「痛いニュース」を扱うということで、記事の内容は多岐にわたりますが、基本的なユーザー層は他の2ch系ブログと変わらないようです。ニュースとは言えども、あくまで「痛い」ニュースを楽しむ人向けにブログが作られていることがわかります。(失礼だったらごめんなさいw)
広告のサイズが固定のAdsenseに合わせてサイドバーをデザインしています。Amazonの商品リストは、サイズを揃えて整頓されています。そのため数のわりには広告がうるさいという印象は受けません。
商品の選定ですが、Amazonのランキング(おそらく新着ニューリリース)を利用しているようです。これならいちいち設定しなくても、新しいものに敏感なユーザーに訴求できます。
固定表示の弱点に、多様性が確保できないことがあげられます。その点を50点以上という広告の数でカバーしています。
サイドバーはAmazonが占めていますが、記事の最も効果的な場所にはGoogle Adsenseが配置されています。そのことからAdsenseも重視していることがわかります。
5.TechCrunch
説明
次世代のウェブ社会に影響を与えるスタートアップ・新サービス・スクープねたを毎日リアルタイムで綴るブログ‐TechCrunchの日本語版サイト
サムネイル
広告の数
ヘッダー | 1点 |
---|---|
サイドバー | 3点 |
記事 | 1点 |
フッター | 2点 |
合計 | 7点 |
広告のASP
アドテック | 6点 |
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Yahoo!インタレストマッチ | 1点 |
広告の特徴
アドテックとパートナー契約をしているようです。というよりも、どちらもAOLの傘下にあります。そのため独自の広告を展開しています。記事の内容が海外の最新ビジネス情報とあって、上昇志向を持つ人に向けた広告が多いようです。その特徴として求人広告があげられます。
最新のビジネスについてアンテナを張る人は、自分を高く評価してくれる会社に対してもアンテナを張っているはずです。また、企業も同じ仕事に満足した人よりも、新しいことに興味を持った向上心のある人に来て欲しいはずです。
その点で、スポンサーとユーザーのニーズがマッチした広告と言えます。
興味関心連動型広告を謳うYahoo!インタレストマッチをフッターに配置してあります。言い方が違いますが、行動ターゲティング広告の一種です。
Yahoo!はアドテックと提携関係にあるので、代理店とメディアが専属契約を結んだようなものです。寡占状態が起きやすいWeb業界において、大手にタッグを組まれると、個人のブログでは太刀打ちできません。
6.アルファモザイク
説明
巨大掲示板2ちゃんねるのスレッドを紹介するブログです。
サムネイル
広告の数
ヘッダー | 0点 |
---|---|
サイドバー | 92点 |
記事 | 26点 |
フッター | 0点 |
合計 | 118点 |
広告のASP
Amazonアソシエイト | 101点 |
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MicroAd | 4点 |
アクセストレード | 3点 |
Google Adsense | 3点 |
JANet | 3点 |
DMMアフィリエイト | 1点 |
楽天モーションウィジェット | 1点 |
広告の特徴
Amazonアソシエイトがサイドバーと記事の終わりに、大量に貼り付けられています。特に規則性のようなものは見られません。アクセス数はカウントしているようなので、独自に最適化しているのかもしれません。タイトルに「おすすめ」とありますが、本当におすすめの商品を紹介されているのかも。
他の2chまとめと同じく、アニメやゲームが多いですが、アイドル系の商品が多く、目に止まります。それにしても、ところどころに女性用下着の広告が入っていますが、需要はあるのでしょうか?w
優れた点として、記事終わりに内容に関連する商品を置いている点があげられます。
不思議なのが画像のないサムネイル表示の広告が、サイドバーに大量にあることです。画像がなければスペースの無駄になるばかりか、他の商品の邪魔になります。かわいい猫の写真が使われていますが、「吾輩は猫である、画像はまだない」というコピーも強すぎます。商品名よりも目立たせる意味があるか疑問です。
7.Webクリエイターボックス
説明
WebデザインやWebサイト制作、最新のWeb業界情報などを紹介していくサイト。
サムネイル
広告の数
ヘッダー | 0点 |
---|---|
サイドバー | 7点 |
記事 | 3点 |
フッター | 0点 |
合計 | 10点 |
広告のASP
Webクリエイターボックス独自広告 | 8点 |
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Google Adsense | 3点 |
広告の特徴
とても少ない広告数です。余計な要素で迷いが生まれるのを嫌う技術系ブログらしい配置です。
他の技術系サイトと同じく、独自のスポンサー広告を配置しています。スクール、ホームページ制作に役立つサービスなど、広告主・ユーザー双方のニーズがしっかりと合致しています。サイト全体の色が抑えてあるので、しっかりと広告が目立ちます。ちなみにGoogleAnalyticsでアクセス解析をしているようです。
まず記事の紹介とサムネイルに目が向くように、イントロ後に広告が配置されています。記事は記事、広告は広告と判別しやすいデザインです。「広告なのかサービスのキャプチャーなのかわからない」といった、ユーザビリティの低下を招きにくい配置と言えます。
記事終わりのAdsenseも、きっちりと分断されているため。間違えてクリックすることは無いと思います。
8.ハムスター速報
説明
ハムスターがまとめる2ちゃんねるスレッド紹介ブログです。
サムネイル
広告の数
ヘッダー | 1点 |
---|---|
サイドバー | 50点 |
記事 | 45点 |
フッター | 0点 |
合計 | 96点 |
広告のASP
Amazonアソシエイト | 88点 |
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Google Adsense | 4点 |
アクセストレード | 2点 |
JANet | 1点 |
DMMアフィリエイト | 1点 |
広告の特徴
他の2ch系ブログと同様にAmazonアソシエイトが大量に貼られています。それぞれ「GAME」「TOY」「COMIC」「NOVEL」「フィギュア」「ブルーレイ」「PCゲーム」のトップ10が、画像付きで貼られています。
さらに「好きなもの」というカテゴリも作られています。トップ10だけだと要素を選べませんが、好きなものとしてサイトの雰囲気と合わせた広告を貼ることで、広告をブログデザイン取り入れています。
特にフィギュアは大きな画像で貼られているので、まるでおもちゃ屋のディスプレイを見るような楽しさがあります。試しに広告を非表示にしましたが、このブログ特有の、賑やかで楽しい雰囲気がなくなってしまいます。
広告、記事のサムネイル、ヤフーニュースなど「開いてるスペースはもったいない」と言わんばかりに配置されています。行動ターゲティング広告では表示される広告を選べませんが、上記のカテゴリに限定することで、おもちゃ箱をひっくり返したような「楽しみがいっぱいのブログ」という雰囲気を作るのに一役買っています。コンテンツとして広告を利用する好例です。
9.IDEA*IDEA
説明
百式管理人のライフハックブログ
サムネイル
広告の数
ヘッダー | 0点 |
---|---|
サイドバー | 6点 |
記事 | 3点 |
フッター | 0点 |
合計 | 9点 |
広告のASP
Google Adsense | 4点 |
---|---|
バリューコマース | 2点 |
IDEA*IDEA独自広告 | 1点 |
アドバタイジングドットコム・ジャパン | 1点 |
富士通 | 1点 |
楽ワード | 1点 |
広告の特徴
広告の点数は少ないですが、記事タイトルの直後に広告が重ねられているので、かなりインパクトがあります。
特徴としては「ケータイ会議」があげられます。富士通の携帯をレビューするという企画で、そのまま端末を使えるというもののようです。ブロガーとしては新製品をいち早くレビューして記事にできます。スポンサー側も「人気ブロガーに評価された携帯」というステータスと広告効果は高いと思います。
新しいものに敏感なブロガー同士のリンク効果も高いと思います。ステルスマーケティングが世間を賑わせていますが、こちらは顔の見えるレビューのため、サクラ行為はありません。むしろ「~のダメなところ」といった厳しい記事もあります。
スポンサーに媚びた記事を書けば、読者の信頼を裏切ることになります。そのため、まさに切るか切られるかの真剣勝負です。
新しいもの好きにはやっぱりアップル製品。ということで「Apple Storeアフィリエイトプログラム(バリューコマース)」を利用しています。ピンポイントで紹介したい商品がある場合は、スポンサー契約が結べれば一番ですが、個人が運営するブログと企業が契約を結ぶのは困難です。そこで広告主が独自に提供するアフェリエイトプログラムを利用するという手があります。つまり、Amazonアソシエイト経由でアップル製品を広告するよりも、Appleが提供するアフェリエイトプログラムを使ったほうが高収益になる。ということです。
しかしこのApple Storeアフィリエイトプログラム。実は非常にハードルが高いんです。「アップル製品を紹介していて、3カ月以内に販売実績があり、広告が常に表示されているサイト」だけが掲載を許されます。さらに「広告はページに2点まで、サイドバーの広告欄に表示すべし」などなどブランドイメージを守るために必死です。実店舗でも販売網の縮小が行われているので、その一環でしょう。
片やブロガーと提携して、広告を展開する富士通。片やブランディングを重視して販売網を特化させるApple。同じように最先端の製品を生み出すメーカーでも、販売の手法はさまざまですね。
10.MOONGIFT
説明
MOONGIFTはオープンソース・ソフトウェア紹介を軸としたITエンジニア、Webデザイナーのためのブログです
サムネイル
広告の数
ヘッダー | 1点 |
---|---|
サイドバー | 5点 |
記事 | 3点 |
フッター | 0点 |
合計 | 9点 |
広告のASP
MOONGIFT独自広告 | 7点 |
---|---|
Google Adsense | 1点 |
MicroAd | 1点 |
広告の特徴
サイトロゴの横と記事終わりにAdsenseが配置されています。
特徴はやはりプレミアム記事への誘導です。かなり目立つ場所に配置されています。
他にスポンサーと、求人情報の掲載をしているようです。スポンサー用の記事を書いたり、RSSへも広告を配置したり、アンケートも実施してくれるなど、特典がいっぱいです。完全にITエンジニア向けというニッチな分野ですが、合致するスポンサーにとっては効果の期待できる広告です。
まとめ
広告について、今回の分析でわかったこと。
- Google Adsenseは高配当のため、記事の先頭や、記事の終わりなど最も効果の出る場所に配置している
- 特定の分野に特化したブログのほうがスポンサー契約を結びやすい
- 求人情報の掲載、紹介記事の掲載、独自取材などスポンサーに合わせた展開もある
- 商品の紹介を最新レビューという形にすればブログのコンテンツになる
- スポンサー契約は広告が固定されるので、多様な商品を紹介できる楽天やAmazonと組み合わせる
- 行動ターゲティング広告と、コンテンツ連動型広告を組みわせることで広告の固定化を防ぐ
- 行動ターゲティング広告は記事の内容と関係無いので、ページ上部に配置することで訴求力が高まる
- コンテンツ連動型は記事内部か、記事の最後に配置することで訴求力が高まる(ナビゲーションにおける「関連する記事」の扱い)
- ブログのイメージに合う広告を固定で表示することで、広告をブログのデザインに取り入れることができる
- 広告の分野を絞ることでブログのイメージを崩すこと無く広告を配置できる
- 数が多くても丁寧にサイズを合わせることですっきりと見せることができる。逆にガタガタとサイズの違う広告を並べて配置すると広告クサさが増す。
- あえて広告であることを表示すると、記事やナビゲーションと混同することを避けるけられる。広告は広告、ナビゲーションはナビゲーションでまとめることでも迷いは減らせる。
広告と一言で言っても、多くの形態がありました。それぞれメリット・デメリットを把握して、収益を最適化しましょう。
収益の多い順に並べると以下のようになります。
1.「スポンサーと代理店契約を結び、自社メディア(複数ブログ)に広告を載せる」
2.「ブログ個別にスポンサー契約を結ぶ」
3.「運用基準の厳しいAdsenseなど高収益ASP」
4.「Amazonアソシエイトに代表される成功報酬型広告」
5.「審査の甘いクリック保証型広告」
1番は個人ブログでは難しいですが、「ケータイ会議」のように志を同じくするブログと繋がれば可能かもしれません。現実的にはほとんどのブログが、ASPを利用するタイプだと思います。
ASPでは効果的な広告を配信するべく、最適化が行われています。しかし収益が最適化されるからといって無計画に配置してしまうと、ブログのイメージを崩したり、ユーザビリティが損なわれます。
ブログのイメージを保つには、商品を固定で表示できるAmazonアソシエイトや、Appleのような独自のアフェリエイトプログラムを利用すると良いようです。例えばアップル製品を商品ディスプレイのように配置すれば、新しいものが好きなユーザーに向けて、ブログのイメージ向上にも使えます。
またナビゲーションなどよく目が行く場所に、カードローンやキャッシングの広告が表示されるとブログのイメージが壊れてしまいます。そういった目につく場所は多少コンバージョンが下がっても、ブログのイメージに合うものを配置したほうが、ブログの雰囲気が保たれます。
広告を固定化することでイメージを崩さない反面、リピーターへの訴求力はどんどん下がっていきます。コンバージョンを集計して、適宜商品を入れ替えるなど工夫が必要になります。
また、広告の多様性を保つには、動的な広告を配置するのが効果的です。クッキーをブラウザに埋め込むことでユーザーの行動に合わせた広告を打つ、行動ターゲティング広告。狭いスペースでも、複数の商品を効果的に見せることができる動作する広告。これらを効果的に組み合わせることで、固定表示の弱点を補いましょう。
やはり記事の内容と同様に、ユーザーに合わせた広告が大切だということがわかりました。ユーザーとブログの雰囲気に合わせて広告を最適化しましょう。
次はRSSについて分析してみます。