どうにも理不尽で納得のいかないプリンタのインク目詰り
私は最初に購入したプリンタがEPSONだったこともあり、ずっとEPSONのものを愛用しています。
画質・速度・保存性、どれを取っても満足しています。
そんなEPSONのプリンターを利用していて、どうにも理不尽で受け入れがたいことがあります。
「インクの目詰り」です!
1.インクヘッドが目詰りする。
2.クリーニングを実施
3.解消しないので何度もクリーニングを実施
4.クリーニングを行うためのインクが無くなる…。
「おいおい、せめて目詰まりを解消してから無くなってくれよ…」と思うのは、私だけではないはず。純正品を利用しているので、1セットで5,000円。お世辞にも安いとは言えません。
EPSONに問い合わせてみた
目詰り解消のためにインクを買い換えるという行為が、どうにも釈然としないのでEPSONに問い合わせてみました。同じようにインクの目詰りに困っている人は以下の手順を試してみてください。
対処法1.「1週間に1度は利用すること」
「インクが乾くと目詰りするので、頻繁に使ってください」とのこと。業務用に使うならまだしも、趣味の写真印刷や年賀状程度でしか使わないので、この対応は難しい。
対処法2.「クリーニングは4回が1セット」
ほとんどの方は知らないと思いますが、ノズルチェック→クリーニングは4回が1セットになっていて、4度繰り返すと最後に強力なクリーニングが実行されます。1度のクリーニングで目詰りが解消しなくても、諦めずに4回チャレンジしてください。
(蛇足になりますが、ノズルチェックを少しづつずらして印刷したいと思うのは私だけでしょうか?毎回紙の先頭に印刷する仕様のため、上下・表裏を利用しても1枚の紙で最高4回しかチェックできないため、紙が無駄になります。もしかすると、この4回が1セットという考え方から改善されないのかもしれません。)
対処法3.「クリーニング実行後、電源を落として6時間寝かせる」
押しても駄目なら引いてみな。果報は寝て待てと言わんばかり。なんともアナログな対応ですが、これで無事に治ることが多い。対処法2を実行しても改善されない場合はこの方法を試してみてください。
詰まったインクを溶かすのに時間が必要なようです。
対処法4.「インクカートリッジを本体から外して、再度装着する」
とうとう最終手段。この方法が一番強力なクリーニングになります。この方法でチューブやプリントヘッダのエア噛みなども解消されるそうです。
しかし大量にインクを消費するため何度も試すのはおすすめできません。
対処法5.「修理に出す or 買い換える」
対処法4でも駄目なら修理に出すしかありません。しかし保証期間内ならいいですが、保証期間が過ぎていれば買い換えるのが現実的な対応になると思います。
EPSONからの回答は以上です。
ちなみに洗浄液なるものが販売されていますが、プリンターを痛めるため使用は避けたほうが良いそうです。
たかがインクの目詰り、されど…。さまざまな手順が用意されているものです。
しかし、技術的に難しいことは百も承知ですが、インクが詰まらないようにすることはできないのだろうか?
画質や速度は飛躍的に向上しても、無駄なインクの消費量は増える一方な気がする…。
使用時に毎度のごとくクリーニングを行うため、メーカー公称印刷枚数の半分も出力できていないと思います。一枚あたりの印刷コストを宣伝していますが、実用上ほとんど意味を成さない表記です。
印刷速度が遅く、画質はそこそこだけど、劇的に目詰りしにくいインクジェットプリンターが発売されたら、私は買いますw
同感です。
仕様頻度は多くないけど、やっぱりコンビニとかを利用するよりは多少コストアップしても自宅で印刷できるほう便利だと思います。
インクを気にせず使えてそれなりの画質の、インク大容量モデルが発売されましたね。どうやら同じような要望が多かったのかもしれません。