テーブルレイアウトの限界
PukiWikiでは可能な限り簡単に誰でも編集できるようにしたいので、独自のプラグインや、独自の成形ルールなどは指定したくないのですが、どうしてもデフォルトの機能だけでは実現できることは限られてます。
だからこそプラグインが用意されてるのかもしれませんが、デザインをしようと思うと致命的にできないことが多いです。
今回問題があったのは、「アクアリウムWikiの淡水魚辞典」のページなんですが要素が多いだけに複雑な記述を極力抑え、かつ見やすいページを目指しました。
テーブルをfloatのleftで回りこませ、自動で段組みにしたかったのですが、要素に違いがあり、どうしても高さがばらばらになります。
そうすると回り込みがうまく動作しません。
DIV要素をDIVで囲んだり、テーブルでテーブルを囲めれば高さを揃える方法があるのですが、PukiWikiのデフォルトの記述では実現できません。
何時間か粘ったのですが、どうしてもできないのでテーブルを回りこませるページでだけ動作するプラグインを自作しようかと本気で悩んでるところいいものがありました。
「style.inc.php」です。
#style([Options]){{ Contents }}
と記述すればCSSを簡単に追加できる優れもの。
親切にこれだけのオプションも用意されてます。
Options style=CSSスタイル 又は CSSスタイル を追加、囲みます。style=float:right;width:100%; のように指定します。 class=CSSクラス名 を追加、囲みます。実際の css スタイルは外部 css ファイルで設定します。 addstyle=CSSスタイル 一番先頭の HTML タグにCSSスタイルを追加します(旧式書式では動作しません)。 addclass=CSSスタイル 一番先頭の HTML タグにCSSクラス名を追加します(旧式書式では動作しません)。 putstyle=CSSスタイル 一番先頭の HTML タグのCSSスタイルを置換(なければ追加)します(旧式書式では動作しません)。 putclass=CSSクラス名 一番先頭の HTML タグのCSSクラス名を置換(なければ追加)します(旧式書式では動作しません)。 end 閉じタグの出力を明示的に指定する際に使用します。
ちなみに設定はプラグインをダウンロードしたら自分のプラグインフォルダに入れて
「<strong>pukiwiki.ini.php</strong>」にある -define('PKWKEXP_DISABLE_MULTILINE_PLUGIN_HACK', 1); // 1 = Disabled +define('PKWKEXP_DISABLE_MULTILINE_PLUGIN_HACK', 0); // 1 = Disabled
ここを修正するだけの簡単設計。
このプラグインを導入させていただいて、「ziten」というスタイルで囲み、その中のテーブルだけ高さを指定するという邪道なデザインを実現しました。
もしどなたかプラグインを導入しないで高さの異なるテーブルの回り込みができたよという人がいたらやり方を教えて下さいw