重要なお知らせ -- 目を通してください(「印刷」で印刷します): Windowsの再起動に成功するまでは、どのファイルも暗号化されません。つまり何らかの失敗があってもデータが失われることはありません。ただし、何か誤ったことを行った場合、Windowsの起動が困難になるかもしれません。したがって以下のガイドラインを熟読し(できれば印刷してください)、もしWindowsが起動しなくなった場合にどうすれば良いかを把握してください。 Windowsが起動できない場合の対処方法 ------------------------------------------------ 注:以下の説明は暗号化前の段階のときのみ有効です。 - もし正しいパスワードを入力してもWindowsが起動しなくなったとしても(あるいはいくら正しいパスワードを入力しても、TrueCryptにパスワードが違うと言われたとしても)どうか落ち着いてください。コンピュータの電源をいったん切ってから入れて再起動し、TrueCryptブートローダー画面になったらキーボードのESCキーを押してください(もしマルチブート設定になっていれば、起動するシステムを選択してください)。その後Windowsが起動し(暗号化されていない場合)、自動的にTrueCryptが起動前認証用コンポーネントをアンインストールするかどうかを尋ねてきます。強調しておきますが、このステップはシステムパーティション/ドライブが暗号化されている場合には働きません。たとえ誰かがこの手順を踏んだとしても、正しいパスワードなしにはそのドライブのWindowsを起動したりデータにアクセスしたりはできません。 - もしESCキーを押しても上記のように機能しない、Windows起動前にTrueCryptブートローダー画面が表示されないなどといった場合には、TrueCryptレスキューディスクをCD/DVDドライブに挿入してから再起動してください。もしTrueCryptレスキューディスク画面が表示されない、あるいは表示されても「Keyboard Controls」セクションに「Repair Options」が見あたらない場合は、BIOSがCD/DVDより先にハードディスクから起動するように設定されている可能性があります。もしそのケースに当てはまる場合は、再度コンピュータを再起動(リセット)してから、BIOSの起動画面が表示されたらすぐにF2かDELETEキーを押し、BIOSの設定画面が表示されるまで待ってください。もしBIOSの設定画面が表示されないようであれば、コンピュータを再起動(リセット)し、すぐにF2かDELETEキーを何度か繰り返し押してください。BIOS設定画面が表示されたら、CD/DVDドライブから先に起動するように設定を変更してください(具体的な方法はBIOSかマザーボードのマニュアルを参照してください)。それからコンピュータを再起動してください。これでTrueCryptレスキューディスク画面が表示されるはずです。TrueCryptレスキューディスク画面で「Repair Options」をF8キーを押して選択してください。この「Repair Options」メニューから「Restore original system loader」を選択してください。その後レスキューディスクをドライブから排出してコンピュータを再起動してください。これでWindowsが正常に起動するはずです(暗号化されていない場合)。 このプロセスはシステムパーティション/ドライブが暗号化されている場合には働き*ません*。たとえ誰かがこの手順を踏んだとしても、正しいパスワードなしにはそのドライブのWindowsを起動したりデータにアクセスしたりはできません。 もしあなたがTrueCryptレスキューディスクを紛失して攻撃者がそれを見つけたとしても、正しいパスワードがなければ、システムパーティション/ドライブを復号することはでき*ません*。