エンジニア・クリエイター向けの転職サイトを分析してみる


投稿日:2015年10月29日
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エンジニアならパフォーマンスを計測して、分析せよ!

kyujin

世の中には沢山の転職サイトがあります。
さて、転職先を探すか」となったとき、何を基準に転職サイトを選びますか?「有名だから?」「昔使ったことがあるから?
転職は人生を左右する重要な要素です。しっかりとした基準を持って転職サイトを選びたいものです。

しかしどのサイトも「自分のところが一番です」と手を変え品を変え表現しており、どこが良いのかイマイチわかりません。
そこでタイトルの通り、エンジニア・クリエイター限定で最強の転職サイトを探しだすべく、求人サイトを分析してみました。


目次


Green(グリーン)

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株式会社 アトラエの運営する転職サイト。
IT/Web業界の求人・採用情報に強い転職サイトGreen」とキャッチコピーにあるように、IT/Web業界に強いようです。
掲載料でなく、成功報酬型のサービスで、1名採用につき30万円~という低価格で成功している転職サイトです。

Greenの求人数とエンジニア、クリエイターの割合

求人の掲載数は全件で6531件。全体の割合からもエンジニア・クリエイター系に特化しているのがわかる。

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実際に使う場合の条件ということで、エンジニア、クリエイターともに計測は東京の求人に限定しています。(以下同じ)

技術系(システム・ネットワーク)2559

クリエイティブ系(Web)1026

クリエイティブ系(ゲーム・マルチメディア)547

クリエイティブ系(広告・アパレル・その他)123

上記4つのクリエイティブ系で検索したところ3576件でした。

年収別の分布

年収600万円あたりがバリューゾーンのようです。1000万円を超えるエントリーの数が多い。

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Greenの特色

転職となると「年収と条件」のみといったドライな求人サイトが多い中、各エントリーで企業風土の紹介やオフィスの写真を掲載したりと、職場の雰囲気がわかるので安心感がある。
企業専用のページがある会社もある。理念やキャリアパスといったありがちなものから、社員旅行の模様や、全員で走り回ってる写真といった親しみのわく紹介が多い。「堅苦しいことはいいから、一回会いに来てよ」といった雰囲気だろうか。

特質すべきは技術系2500件、800社以上のエントリーがあるということ。
条件を年収450万以上にしても約2000件と、案件の質も高い。上場企業800万以上としても130件のエントリーが残る。

一転、クリエイティブ系で(広告・アパレル・その他)を選択すると104件と案件が一気に減る。Webやゲームマルチメディアは合わせると1000件位上あるので案件の得意分野がはっきりとしている。
クリエイティブ系で(Web)450万以上という条件で約800件も表示される。これは恐らくトップの求人数と思われる。

1つ気になるのは条件から東京抜いても500件程度しか増えないということ。この条件では4/5が東京に集中していることになる。そのため地方の企業を探してる方には厳しいかもしれない

東京で今をときめくWeb関連の会社で、システムやネットワーク、もしくはWeb系のエンジニアの転職を探す」といった用途には最適。


エン転職

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エン・ジャパンが運営するエン転職。
転職サイトなら日本最大級の【エン転職】」という謳い文句です。
エンにしか載っていない求人約81%」とのこと。では実際に調べてみましょう。

エン転職の求人数とエンジニア、クリエイターの割合

求人数は全件で2224件。比較的エンジニアやクリエイターのエントリーは多い。

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技術系(IT・Web・ゲーム・通信)258

クリエイティブ系147

エン転職の年収別の分布

東京、エンジニア、クリエイターという条件の年収分布。300~400万円程度のエントリーが多い。高額な年収のものは少数。

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エン転職の特色

入力した情報に合わせて自動で経歴書が作成され、企業からのオファーが届く。というのを特色として謳っているが、今では他の転職サイトでも一般的なシステム。

気になるのは業種の条件を入力しているにもかかわらず、業種未経験不問といったエントリーも表示される点。たとえばリフォームプランニングスタッフ募集、パソコンサポートスタッフといった具合だ。そのため実際にマッチした案件は上記の数字よりも少ないと思われる

エン・ジャパン株式会社自体のコピーライター募集も案件に乗っており、そこの文言「迷っているひとの背中を押す、言葉を。」というコピーがサイトの雰囲気をよく表している。

サイト全体で「居心地が良くて定着率の高い、未経験・第二新卒歓迎、経験を積めば責任ある役職もできる」といった、エントリーを後押しする言葉が多く使われている。
また、前職でのスキルや経験年数などは、かなりゆるい物が多い印象を受ける。
確かに小規模な会社の案件も掲載されており「エンにしか載っていない求人約81%」というのも頷ける。

初めての転職他業種からの転職、といった際には心強いサイトと言える。


DODA(デューダ)

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インテリジェンスグループサイト。
転職ならDODA(デューダ) - 転職を成功に導く求人、転職情報が満載の転職サイト」とのことです。

DODAの求人数とエンジニア、クリエイターの割合

求人数は全件で20315件。クリエイター・エンジニア案件割合は全体の案件から比べるとは少ないが、全体の案件数が多いので、エントリー数は多い。

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技術系職種(IT/通信・SE・システムエンジニア)2,125

クリエイティブ・クリエイター系職種748

DODAの年収別の分布

東京、技術系職種、クリエイティブ・クリエイター系職種という条件の年収分布。やはり600万を境にガクッと減る。

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DODAの特徴

単純にエントリー数が多い。特にクリエイター系に強く、他にない独自の求人が豊富。

ただ、同じ会社の似たような案件が複数掲載されている。例えばデザイナー、イラストレーター、3DCGデザイナー、クリエイター(総合職)など、細分化されている。そのため実感としては数字ほどのボリューム感はない。

エンジニア系では上場企業の比較的高年収のエントリーが多い。もちろんそういった案件は大卒以上だったり、マネジメント経験が必要だったり、想像力と独創性がある人など、なんとなく難しそうな条件がある。

web系でも制作会社というよりは、社内の宣伝部での採用など、比較的安定した職場のエントリーが目立つ。

敷居が高いところが多いが、しっかりとしたキャリアを積んでいて、次のステップを目指している人大手や社内宣伝部など安定志向の人には向いている。

求人とは関係ないが、登録に会社のメールを推奨したり、パスワードの確認を手入力に限定するなど、時代錯誤の感あり。
閲覧履歴から割り出したオススメがメールされてきたり、メールを停止するUIが紛らわしいなど、ユーザーフレンドリーさは全く無い。某楽天を利用しているような感覚になる。


リクナビNEXT

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リクルート系求人サイト。
転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】|求人、転職に関する情報満載!」とのこと。

リクナビNEXTの求人数とエンジニア、クリエイターの割合

クリエイティブ系の割合が多く、エンジニア系が顕著に少ない。

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リクナビNEXTの年収別の分布

他と違い○万から○万と限定した数字なので注意。

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リクナビNEXTの特徴

名前からわかる通り、学生時代は誰しもお世話になる、リクナビの転職サイトバージョン。ちなみに私が若かりし頃は転職サイトといえばリクナビNEXTということで、実際に転職活動の際に利用しました。

大企業の一般の就職と同じような条件の第二新卒の募集が多い
創業から長い、比較的安定した分野の求人が多い印象を受ける。リクナビに新卒の採用を登録している会社が流れで中途採用を登録しているのかもしれない。掲載企業に体力のある会社が多いのも特徴

反面、高年収のエントリーでは歩合制のものが表示されたり、アダルト関係の怪しげなビジネスのエントリーも掲載されている。
まさに珠玉混合といった様相。

リクナビNEXTの特徴はなんといってもスカウトと呼ばれるエージェントから大量のプライベートオファーが送られてくること。
エージェントは成功報酬を得るために、自分に適応しそうなエントリーを積極的に選んで提案してくれる

また、一般の求人にはないが、急遽必要になったり、常に掲載するほどではないが、良い人材が居たらオファーして欲しいといった未掲載の案件も紹介してくれる。

キャリアアップのビジョンが具体的でない場合や、自分に合う企業がわからないといった場合は良いサイト。


はたらいく

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ここもリクルート系の転職サイト。「求人・転職情報サイト-はたらいく

はたらいくの求人数とエンジニア、クリエイターの割合

地方が多かったので、今回は「東京」を条件に入れて全求人数1747件。

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リクナビNEXTの年収別の分布

不明(検索できず)

はたらいくの特徴

会員登録しなくても見られるのは嬉しい。

街の小さな写真屋さんのカメラマンなど地元密着型の求人が多い。美術造形の制作や、自社向け制作物の制作など、現場で手に職をつける実践型の求人が多い。

掲載料は地方別に料金が大きく異なっており、どちらかというと地方の案件が多いようだ。
求人もメインは物流系や施設の警備、飲食、土木、介護、福祉といった各地域で一定数必要な職種が多い。バイト情報誌を契約社員や社員を対象にした、といったサイト。

はっきり言ってエンジニアやクリエイターの案件は少なく、キャリアアップが目的の場合は向かない。


転職サイトのエンジニア・クリエイター系求人数まとめ

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以上の分析から、Green最も求人数が豊富という結果になりました。
ついでDODAクリエイター系に強い
リクナビNEXT大企業、第二新卒などに強い
エン転職他のサイトで良いエントリーが見つからない場合に有効
はたらいくは地方の方が地元密着の転職先を探すといった用途に向いています。

以上の結果になりました。
それぞれのサイトに特徴があり、どこが一番とも言えませんが、とりあえず登録して業界にアンテナを張りたいという方は、Greenに登録すれば幸せになれそうです。



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